古墳探訪　東三河の前方後円（方）墳集成

　前回の１１号墳の南側に位置する円墳です。前回も書きましたが、９号墳～１２号墳は摩詞戸神社の南にある江泉院の南南東の台地上に立地しています。ただし、この４基は残存状態が悪く、竹林の中に小さな高まりがあるだけでした。そのため、どの高まりが何号墳か特定するのが難しかったです。下の絵も１２号墳か否か自信がありません。

　新城市のＨＰ．の「摩詞戸古墳群（まかごこふんぐん）」の項目で、「名称　１２号墳、直径　全長１１．７ｍ、高さ０．７ｍ、形状　円墳、備考　一部亡失」と記されています。
　また、　ＨＰ．「愛知県文化財マップ　埋蔵文化財　記念物」の「埋蔵文化財（地名表）」では、「包蔵地名：摩詞戸第１２号墳（中略）包蔵地概要：円墳、径１１．７ｍ、高７０ｃｍ。封土陥没。」と記されていました。


　全景。東から。

　墳頂。
　墳丘の一部。

　2つで全景。右側。左側。西から。

　遠景。右が１１号墳、左が１２号墳。北東から。　　　　　　　　以上2024年3月撮影。