古墳探訪　東三河の前方後円（方）墳集成

　１５号墳・１７号墳は、県道２１号線の北側道路脇に１８号墳・１９号墳とともに現存しています。２基の古墳はともに、墳丘の高さはあまり感じられず、下記の報告書では、１５号墳が「０．６ｍ程度」、１７号墳は「南側では辛うじて０．５ｍほどあるが、北側では０．３ｍ」と記されています。

　２００４年に一宮町教育委員会が発行した報告書『炭焼平古墳群』の「第５表　炭焼平古墳群の調査成果一覧１」（p．188）では、「古墳名　１５号墳、墳丘　墳形　円墳、規模　１０」、「古墳名　１７号墳、墳丘　墳形　円墳、規模　＜８」と記されています。
　この１５号墳・１７号墳は、「炭焼古墳群」を構成する古墳として、愛知県の史跡に指定されています。


　豊川市教委の説明板。
　石碑。

　１５号墳（径１０ｍ）
　　全景。

　１７号墳。（径８ｍ）。
　　全景。　　　　　　　　以上2023年12月撮影。