2024年03月23日

26 ミササギ古墳 豊川市長草町 前方後円墳 25m

 消滅古墳です。念仏塚1号墳の約200m東の段丘下に位置していました。付近には工場の駐車場が設けられており、当初はその駐車場が跡地と思って絵を撮っていましが、豊川市のHP.の「きらっと☆とよかわっ!ガイドマップ」の「埋蔵文化財」で、「ミササギ古墳」の位置を確認して再訪しました。

 『愛知県史 資料編3 考古3古墳』の「遺跡一覧表」には、「古墳名 ミササギ古墳、所在地 同長草町、墳形・規模・主な副葬品 前方後円墳・周濠」(p.798)とのみ掲載されています。

 小林久彦さんは、「一宮町念仏塚古墳群の検討」(1994、『三河考古 第7号』所収)の中で、「なお段丘のすぐ下には、「ミササギ古墳」と呼ばれている前方後円墳(?)が所在していたと言うが、これについても詳細は不明である。」(p.73)と述べています。
 HP.「愛知県文化財マップ 埋蔵文化財 記念物」の「埋蔵文化財(地名表)」では、「包蔵地名:ミササギ古墳(中略)包蔵地概要:前方後円墳、全長25m。周濠あり、巾2mほど。」と記されています。


 跡地付近。西から。
26 ミササギ古墳 豊川市長草町 前方後円墳 25m

 跡地付近。西北西から。
26 ミササギ古墳 豊川市長草町 前方後円墳 25m

 跡地付近。中央の白い建物付近に念仏塚古墳群。東から。
26 ミササギ古墳 豊川市長草町 前方後円墳 25m
        以上2024年2月撮影。



Posted by じこま at 07:06│Comments(0)
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