古墳探訪　東三河の前方後円（方）墳集成

　舟山古墳群の中で、最も北に位置する古墳です。８号墳の約５０ｍ北、鉄塔の南側にある高まりが９号墳です。墳丘上は草木が茂り墳形はわかりにくいですが、墳頂の三角点が目印となります。　　　

　１９９６年に一宮町教育委員会が発行した報告書『舟山４号墳』で、「９号墳　群中の北端に位置する円墳で、略測規模は、径１７ｍ、高さ１．６ｍほどである。本墳も良好な状態で遺存しているが、墳頂部に三角点の標柱が埋設されっている。」（p．9）と述べています。　
　また、ＨＰ．「愛知県文化財マップ　埋蔵文化財　記念物」の「埋蔵文化財（地名表）」でも、「包蔵地名：舟山９号墳（中略）包蔵地概要：円墳（径１７ｍ、高１．６ｍ）。墳頂に三角点。」と記されています。


　墳頂の三角点。
　墳頂。

　近景。

　全景。
　全景。

　古墳群のある丘陵地。右端の小道の奥に鉄塔、左端の左側に９号墳。東から。　　　　　　　　以上2024年2月撮影。